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2012.10.26 (Fri)

どうなることやら

 セガチューの本編更新がなかったので、時事(?)問題について書こうかと思います。
 取り上げる話題はロンドン五輪の男子サッカー3位決定戦の試合終了後に行われた韓国選手のパフォーマンスについてです。
 このブログには似つかわしくない話題ですが、どういう結果になるのか非常に興味がある問題なので取り上げることにしました。

 ということで、興味がある人は追記からどうぞ。


【More・・・】

【発端】
 発端というか、事の起こりは私が今さら説明しなくても皆さんご存じのことと思います。
 8/10 にロンドン五輪の男子サッカー3位決定戦の日本対韓国の試合がおKなわれました。
 試合は 2対0 で韓国が日本を下して 韓国チームは銅メダルを獲得することになったわけですが、その試合終了後に韓国のパク・ジョンウ選手が「独島(ドクト)は我が領土」と書かれたプラカードを掲げました。

 五輪01

 この行為が五輪憲章違反にあたるとして問題になっているわけです。


【五輪憲章】
 では、上の行為が五輪憲章のどこに抵触するのかというと、第50条の第3項です。

 五輪04
 ※1)オリンピック憲章 Olympic Charter 2011年版・日本語 (2011年7月8日から有効)より抜粋
 ※2)オリンピック憲章を見たい人は日本オリンピック委員会のHPをご覧ください。

 つまり、「独島(ドクト)は我が領土」と描かれたプラカードを掲げたことが 「政治的宣伝活動」と解釈されるわけです。


【過去の事例】
 私は五輪でドーピングによってメダルを剥奪されたケースがあることは知っていますが、今回のようなことで処分を受けた例はあるのでしょうか?
 答えは 「yes」 です。

 1968年のメキシコ五輪にて、陸上男子200メートルの表彰式で、金メダルと銅メダルを獲得したアフリカ系米国選手が、黒い手袋をはめた片方の拳を突き上げ、差別に抗議し人権を訴えました。
 銀メダルだったオーストラリアの選手も、胸にバッジをつけて表彰式に臨みました。
 時のブランデージIOC会長は、政治的パフォーマンスに当たるとして、米国五輪委を通じて2選手の代表資格を停止し、選手村からの追放処分としました。
 オーストラリアの選手もその後、豪州五輪委から警告を受けました。

 五輪03

 私は 「人種差別反対」 という主張は正しいと思いますし、多くの人もそうだと思います。
 しかし、五輪は正しい正しくないは関係なく、そういうことをしてはいけない場所なのです。


【その後の経過】
 今回の件がその後どのように経過して行ったを簡単に整理してみました。
 大急ぎでやったので、ちゃんとしていないかもしれませんがそのへんはご了承ください。

  8/11 国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長が調査に乗り出す方針を示す
    IOC が 国際サッカー連盟(FIFA)に調査を指示
    FIFA が韓国サッカー協会(KFA)に16日までに調査報告書を提出するようn指示
    大韓サッカー協会とパク選手が意図的ではなく偶発的なものと主張
  8/12 IOC がパク選手の銅メダル授与式参加を認めず
     韓国の政党・セヌリ党が IOC に善処を要請
  8/13 韓国サッカー協会長が日本サッカー協会(JFA)の大仁会長に謝罪メールを送る
  8/14 大韓サッカー協会が JFA に送ったのは謝罪メールではないと説明
  9/17 大韓サッカー協会が JFA に送ったメールの内容が公開され謝罪していたことが明らかに
  9/ 7 FIFA のプラッター会長「FIFA賞罰委員会で調査している。来月に結論付けるだろう」と発言
  9/ > パク選手をA代表チームに招集
  9/ ? FIFA は 10/5 の賞罰委員会で審議を行う予定
 10/ 4 韓国の国民体育振興公団がパク選手に五輪メダリストに与えられる年金支給を決定
 10/ 5 FIFA、賞罰委員会でパク選手と関連した案件を次週再議論することに決定
 10/ ? 韓国サッカーA代表監督がパク選手に『独立闘士』というニックネームを付ける
 10/17 パク選手、W杯アジア地区最終予選のイラン戦に出場
 10/18 FIFA懲戒委員会、追加で出す資料があれば、27日までに提出するように KFA に通達

 んー、まだあったような気がしますがこんなところでしょうか?
 すでに問題が起きてから2ヶ月以上経過していますが、まだ結論は出ていません。
 しかし、12月初めに IOC の執行委員会が開かれるので、FIFA としては遅くても11月半ばには結論を出すのではないかと思います・


【FIFAの思惑】
 なかなか結論が出ないため、「有耶無耶にする気じゃないのか?」とか「韓国が懸命にロビー活動をしてるのでは?」という意見があります。
 ただし、FIFAも政治的な宣伝活動は禁止していますし、有耶無耶にはできない事情があります。
 それは FIFA がサッカーのワールドカップを抱えているためです。
 サッカーのワールドカップは五輪以上に世界中が注目するスポーツベントですし、「国の代理戦争」といわれるくらいです。

 1970年のメキシコW杯の北中米・カリブ予選でエルサルバドルとホンジュラスが対戦しましたが、その際の国民感情のもつれから国交断絶、そして戦争へと発展しました。

 また、1982年のスペインW杯(1982年6月13日~7月11日)のときはイギリスとアルゼンチンの間にフォークランド紛争(1982年3月19日~1982年6月14日)が起きています。
 幸い(?)にもアルゼンチンとイングランドの対戦はありませんでしたが、もし政治宣伝活動が禁止されておらず、両国の対戦が行われていたら大変なことになっていたかもしれません。

 それにワールドカップは莫大な利益を生み出しますから、この件を有耶無耶にしてしまうと、今後の試合で政治宣伝が行われる可能性があり、試合が荒れるだけでなく、それが原因で紛争が起こった場合はワールドカップそのものが開催できなくなるので、FIFA としては絶対にそれは避けたいところでしょう。

 では、なんでここまで長引いているのかというと、FIFA が苦慮しているのではないかと思います。
 FIFA の思惑としては、KFA が政治宣伝をしたパク選手に対して厳しいペナルティを課し、IOC ならびに FIFA に謝罪をすれば、今回の件をパク選手個人の責任としてパク選手のメダルを剥奪し、韓国チームに対しては厳重注意という形にしたかったのではないでしょうか。

 ところが、韓国の国民、マスメディア、政治家がパク選手の行為を支持しているため、KFA はパク選手にペナルティを課せるような状態ではありません。
 さらには、FIFAの賞罰委員会開催前日に、パク選手への年金支給を決定しました。
 年金支給は五輪メダリストに与えられる措置ですから、韓国がパク選手をメダリストと認めたと解釈できます。
 そして、本来ならば処分が出るまでは謹慎すべきところを、A代表に召集して試合に出場させます。
 おまけに、A代表の監督がパク選手を『独立闘士』と称える始末です。

 この韓国の斜め上とも言える対応に FIFA も厳罰やむなしと考えながらも、大きな火種のもとにはなりたくないと思っているのではないでしょうか。

 果たして、FIFA はどんな裁定を下すのでしょうか。


【IOCの裁定】
 この件に対する IOC の裁定は FIFA の裁定とその根拠を土台に 12月初めに開催される執行委員会で議論されます。
 したがって、FIFA の裁定が出ていない現時点においては何とも言えません。

 ただ、執行委員会で議論されるのがパク選手の政治宣伝のみとは限りません。
 五輪では五輪旗よりも大きい旗を掲げてはいけないという規定があります。
 ところが3位決定戦後に韓国チームがピッチに広げた韓国国旗の大きさが五輪旗よりも大きいらしいのです。

 五輪02

 政治宣伝の方に注目が集まっているので、この件が執行委員会で取り上げられるかどうかはわかりませんが、このへんも私としては興味があります。


 では。このへんで失礼します。
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